クロ・バガテル

CLOS BAGATELLE
クロ・バガテル
1623年、サン・シニアンのラシャ(毛織物)の製造職人であったピエール・メルカディエが、ある伯爵婦人から“バガテル”と呼ばれる地を購入した。この地にほれ込んだピエールが土地を開墾し、耕し、囲いを作ったのが、「クロ・バガテル」の始まりである。(“クロ”は「囲いをした農地」の意。“バガテル”は「小さい」というイタリア語起源の言葉。)山あいの村サン・シニアンに、17世紀から代々続く家族経営の蔵元で、リュック・シモンさんと妹のクリスティーヌさんが現在、栽培・醸造を任されています。
曽祖父の代から一切変えていないという伝統的な農法を守り続け、南仏らしい果実風味の濃厚なワインを生み出しています。
周辺の森や山々は野生のタイム、ローリエやういきょうなど、“ガリッグ”と呼ばれる香草が群生する痩せて非常に乾燥したテロワール。ここではミュスカ、カリニャン、グルナッシュ、シラーやムールヴェードルなどの地元品種を栽培している。痩せた土壌と夏の強い日差しなどの自然環境のため、ゴブレ仕立てが今も多く残る。
収穫も相変わらずの手摘みをするなど、栽培方法は曾祖父の時代から一切変えることなく、伝統の農業を続けている。除草剤は一切使用せず、現在はリュット・レゾネ(減農薬農法)。2013年までを目標に、完全有機栽培への切り替えを行っている。
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